幸福学(その3)

これまでの幸福学では「物質よりも経験を買う」、さらに「ぜいたくを続けるよりもご褒美化」する方がより幸福感を感じるという報告をしましたが、最後のルールは「他人への投資」です。

さてここでグループをグループAとグループBの二つにわけて、皆さんに1000円ずつを渡しました。そのお金をグループAは「自分のために使う」、グループBは「他人のために使う」という基準で使ってもらったところ、自分のために化粧品やアクセサリーを買ったグループAよりも、寄付したり友人のために食べ物を買ってあげたグループBの方が、はるかに幸福感を感じた人が多かったという結果が出ています。

それではこの「他人に与える喜び」という性質は、人間の生まれながらの本質的な性質なのでしょうか?それとも後天的に得られた性質なのでしょうか? 2才~3才の子供に数個のクッキーを与え、その前にぬいぐるみの熊ちゃんをおきます。子供はそのクッキーをどうするでしょう?  さてここで、例によってクエスチョン?

(1)クッキーを全部自分で食べた
(2)クッキーを全部熊ちゃんにあげた
(3)自分も食べながら、熊ちゃんにもあげた

お気づきのように正解は(3)です。「他人に与える喜び」は、もともと人間に備わった基本的な要素であると考えられます。最低限の他人は「配偶者」であり「子供達」でしょう。
さらにそこから広げて、全くの「他人のために投資できるか」どうかは、もともとの基本的な性質であるとしてもかなり難しい問題です。

マズローの「欲求発展段階説」をご存知でしょうか。人間の5段階の欲求のうち、最低限の生理的な欲求から始まって高位の段階に進むにつれて、社会との関わりや他人との関係の中で自分を実現したいという欲求に進化して行きます。
高位の段階でのお金の使い道は、まさしく「他人への投資」となるかも知れません。

さて私達は今何段階でしょう?
より幸福感を感じるようなお金の使い方を、もう一度振り返って見る必要がありそうです。

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