お金には4種類の使い道があります。「今、使うお金」「過去の清算に使うお金(例えばローン)」「まさかの時のために準備するお金(例えば保険)」「将来使うお金(例えば老後)」、皆さんはどの順番でお金を使っていきますか・・・・?
今、オーストラリアの心理学者A.A.博士が創始した心理学が静かなブームとなっています。通常の心理学は「人の行動は過去の原因によって決まる」という考え方をとっていますが、このA.A.博士の心理学はどんな考え方をとっているでしょうか?
それではここで例によってクエスチョン!
1.他の心理学同様「人の行動の原因は過去にある」
2.「人の行動の原因は現在の状況にある」
3.「人の行動は未来の目的によって決まる」
正解は3で「どんな目的でその行動を選んだか」という点に注目しています。人の行動の原因が過去にあるとすれば、行動を変えるのは難しいですね。なぜならば、過去は変わらないからです。しかし、人の行動が未来の目的によって決まるとすれば、適切な目的を設定することにより、私たちは新たな行動をとることができます。
お金についても同様です。「過去の清算」や「まさかの準備(受動)」に使うお金が多すぎると、「将来のお金(能動)」が犠牲になります。老後の資金を含め、将来何にいくらお金を使うか、その目的をはっきりさせることにより、新たな行動が生まれてくるはずです。
また、その一度決めた新たな行動さえも年々そのご家庭がおかれている状況によって変化して行きます。私たちは、その改まる新たな行動をとって頂くためのお手伝いをしていきます。
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