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マイナス金利

日本銀行が各金融機関の日銀預け金に対する「マイナス金利」を導入して、約7ケ月が経過しようとしています。この結果、私たちの家庭にも直結するようないろいろな影響が出てきています。

資産の側から見ると、「普通預金や定期預金」の金利が0.001%と、それまでも十分低かったにもかかわらずさらに低下してしまいました。
負債サイドでは、住宅ローンの金利が「フラット35」では0.9%、変動金利では0.5%前後と未曾有の低金利となりました。借り換えをする方が昨年の3倍増となっているそうです。これはとても有り難いことですね・・・

このマイナス金利の影響で日本の国債の利回りも急低下し、満期が10年以下の国債では、利回りがほぼマイナスとなっています。利回りがマイナスということは満期まで保有していると損をしてしまうということですが、日銀が市場から大量に買い付けてくれるため、日銀に高値で売却することができ、このようなマイナス金利が成立しているのです。

さてそこで、マイナス金利で先行しているヨーロッパでは、金利がマイナスにならないように超長期の国債を発行し始めました。
それではここでクエスチョン!次の国債のうちすでに発行された国債はどれでしょう?

1. 50年国債
2. 100年国債
3. 200年国債

正解は1と2です。先陣をきってアイルランドが3月に100年債を始めて発行し、続いてベルギーが4月に50年債と100年債を発行しました。100年債の満期は当たり前のことですが、100年先の2116年です。

一般的に債券の価格は金利と反対の方向に動きます。(金利が上昇すると債券の価格は下がり、金利が低下すると債券の価格は上昇する。「お金の教科書」)
満期が短い債券の価格は市場の金利動向に殆ど左右されませんが、満期が長い債券の価格は市場の金利動向に大きな影響を受けます。前述の100年債のクーポンを2%とすると、市場の金利が1%程度上昇した場合、債券価格は何パーセント程度下落するでしょう?
簡単に計算してみたところ60%強も下落することになりました。恐ろしくリスクの高い債券ですね。

そのうち日本でもこの50年債・100年債の発行が検討されるかも知れません。そのときあなたはどのように対応しますか、 金利が高いから、購入して100年間持ち続けますか・・?

マイナス金利の影響は、資産サイド・負債サイドとも十分研究して、ベストなチョイスで対応したいところです。
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