日本でペットとして飼われているイヌとネコの平均寿命が驚異的に延びているそうです。
日本小動物獣医師会の2014年の大規模調査では、イヌの平均寿命が13.2歳、ネコが11.9歳とのことです。一方1990年の調査結果ではイヌが8.6歳、ネコが5.1歳だったことから、この25年間で平均寿命はイヌは1.5倍・ネコは2.3倍に延びたことになります。人間と比較して驚異的な延びと言えそうです。
この長寿命化の要因は、近年室内飼いが増え医療環境も大きく改善したことがあげられます。特にワクチン接種の普及により感染症対策が進んだことが大きな理由となっています。
イヌは純血種よりも雑種の方が長生きしてるようですが、
それではここでクエスチョン、ネコは雄(オス)と雌(メス)を比べるとどちらが長生きしているでしょう?
1. 雄(オス)
2. 雌(メス)
3. どちらもほぼ同じ
正解は人間と同様2の雌(メス)です。雄(オス)11歳に対して雌(メス)12.9歳で17%以上長生きしています。この理由はまだはっきりわからないようですが、人間と同じとはネコにもそれなりの理由があるのでしょうか・・・・
ワクチンの接種率はまだイヌで82%・ネコで54%と報告されていますので、特にネコの平均寿命はまだまだ延びる余地がありそうです。
私たち人間の世界でも、ロボットによる手術や免疫に働きかける新しいガン治療薬の開発など、医療技術は長足の進歩を遂げています。そのうち100歳は当たり前の時代が来るように思われます。
皆さんの準備は万全でしょうか? 今そこにある危機かも!
有り難いような有り難くないような、ペットと同様結構な長生きリスクと言えそうです。
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