天皇陛下と高額療養費

先般、天皇陛下が心臓冠動脈のバイパス手術を受けられました。術後の経過も良好で退院もまじか
のご様子、何よりです。このバイパス手術には〇〇大学の「神の手」を持つ某医師と〇〇大学の合同
チームが当たったとのことですが、まさに日本の心臓外科の粋を集めたチームであり、医療費も相当
なものであろうなと思っていました。

さてここで例によってクエスチョン!

天皇陛下は次のどの健康保険制度に加入されておられるでしょう?
1.国民健康保険
2.健康保険(皇居で作る職員の健康保険組合もしくは協会けんぽ)
3.後期高齢者医療制度
4.上記のどれでもない

正解は4です。宮内庁に照会したところ「皇室の方は一般の健康保険制度には加入しておらず、内廷費
という特別な予算から支出される」との回答でした。天皇陛下は御年78才ですが後期高齢者医療制度
でもありません。

70才未満の一般の方が「健康保険の適用のある」心臓バイパス手術を受け、相当な医療費を負担しな
ければならない場合には、健康保険の「高額療養費」の適用を受けることができます。この制度は一般
所得の方であれば1ケ月あたり次の算式によって計算された医療費を超える部分は健康保険が負担
してくれるというものです。(自己負担限度額)
     80,100円+(医療費―267,000円)x1%

医療保険・がん保険の必要性の有無を判断する場合には、この高額療養費の制度も考慮に入れてくだ
さい。また、この限度額を超える額については、事前に認定を受けておけば、医療機関窓口での支払い
は限度額で済ませられるよう手続きが簡素化されています。(認定を受けていなければ、一旦立て替え)

但しこの簡素化された制度の適用に当たっては次の点を留意する必要があります。
1.入院したらすぐに加入している健康保険あて「限度額適用申請書」を提出し認定を受ける
  必要
がある
2.高額療養費の計算は月末締めなので、上記申請書は少なくとも月末より3日以前に提出
  
しなけれならない
3.その方の報酬が変わる可能性があるため、適用期間は1年である。そのため1年以上経過
  して再度高額療養費の適用があるような治療を受ける場合には上記申請書を再提出する

  必要がある

天皇陛下は必要ないかも知れませんが、制度の手続きもきちんと理解した上で遺漏なきよう判断を
したいものです。
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