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ふるさと納税

ふるさと納税は今年で10年目に入るようですが、2015年度の利用額は前年度比4倍に膨らみ、2016年度はさらに急拡大しているようです。

私自身も昨年はK県に一定額のふるさと納税を行いました。私の長男や長女も結構な金額のふるさと納税をやっているようですが、その本来の趣旨である「生まれ故郷や応援したい自治体に納税する」といった観点からではなく、実質負担2000円で結構な買い物ができるという、お買い物感覚でやっている人も多いのではないかと思われます。

しかし、ふるさと納税の仕組み自体が皆さんにあまねくよく理解されているかというとそうでもなさそうに思われます。
それではここでいつものようにクエスチョン!
ふるさと納税で、一番「損」をしているのはどこでしょうか?

1. 地元の地方自治体(都・府・県・市)
2. 国
3. どちらも同額

正解は2の「国」です。国も表面的には受け取るはずだった所得税が一定額減りますが、さらにそれに加えて、国からふるさと納税で税収が減った地方自治体に75%を補てんする制度があるのです。

私の昨年の場合で具体的に考えてみると(概算)・・・・
  K県  寄付金5万円-返戻金2.5万円=+2.5万円
  私   寄付金▲5万円+税軽減4.8万円+返戻品2.5万円=+2.3万円
  Y県  税収減▲3.8万円+2.85万円(国からの補てん)=▲0.95万円
  国   税収減▲1万円-2.85万円=▲3.85万円
ということになり、結局この制度は寄付金が増えるほど、国の隠れた負担が増える制度となっています。

プラス・マイナスを計算すると、K県+私=4.8万円、Y県+国=▲4.8万円となり、合計額は「ゼロ」で、このパイ自体が増えているわけではありません。全体のパイ自体が増えないこの制度をマネーバランスの言葉で言えば「ゲーム」と言います。国の負担は税金ですから、結局この制度は「寄付した人が得をして、自分も含めそれ以外の国民がそれを補てんしている仕組み」と言えるでしょう。

さてさて、理解が進んだあなたはこの制度を利用しますか・・・・?
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