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10年年金

この8月から国民年金の仕組みが一部変更となりました。国民年金はそもそも20歳から60歳の40年間保険料を納めるきまりとなっています。長いですねー! 

7月まではこの40年間のうち最低25年間保険料を納めればその期間に応じた金額を、原則65歳から受け取れることになっていましたが、この25年間の期間が8月より10年間に変わったのです。

年金受給者が増えることは、高齢者の安心を高める改革として喜ばしいことですが、この変更には注意点があります。
それではここで例によってクエスチョン!
次のうち正しいものはどれでしょう?

1. 10年保険料を納めていれば、基礎年金を満額(月約65,000円)受け取れる
2. 「遺族年金」も10年保険料を納めていれば受け取れる
3. 10年保険料を納めていれば、受け取る基礎年金は月約16,000円程度である。

正解は3です。受取額は40年間保険料を納めた場合で満額の年間約78万円(月約65,000円)で、納付期間10年では1/4の20万円弱(月約16,000円)にすぎなくなります。

また、遺族年金を受け取るには引き続き25年以上の期間が必要となっています。したがって、期間短縮で新たに年金をもらい始めた人が亡くなっても、残された家族は遺族年金を受け取れることはできません。

「10年払えば十分な年金がもらえる」と誤った認識をもたないことが大切です。老後の生活にはとても足りない金額ですね!
知識として知っておきたいのは、年金額を増やす方法があることです。納付期間が40年に達しない場合には、60歳以降65歳まで保険料を納める「任意加入制度」があります。
私自身の場合も40年に満たなかったため、国民年金の任意加入制度ではありませんが、60歳以降も厚生年金保険料を納めています。そうすることによって、カットされた基礎年金額に対応する金額が65歳以降厚生年金に上乗せして支払われるのです。

他にも保険料の「後納」や「追納」という制度もあります。老後の生活安定のために、あの手この手を考えてみましょう。
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